10/07
精神的に終わってる。結局しばらく先までは関東に引越すことはできなくて、身動きが取れないことを考えるとすべて虚しい。体調が悪いから気持ちも沈んでいるんだろうなと頭では分かってはいても苦しい。
10/08
焦らずに落ち着いて仕事をしよう、と何度も唱えながら仕事に取り組んだ。
帰りのエレベーターで若いサラリーマン二人組が乗ってきた。「…おう…でんおう、電王!」「ああ、電王、電王世代!」と、20回くらい「電王」と言いながら会話をしてた。
その時私のスマホからは折坂悠太の「正気」が流れてた。歌詞が耳に入ってこないけど、正気でいることは何より苦しいと思った。
夕方につれて咳が止まらなくて辛い。帰り道の10分の電車がピークで、降りてから無性に悲しくなって泣きながら帰宅した。20:30には睡眠薬を飲んで寝る準備をした。
寝る準備をしながら「正気」の歌詞を読んで、これが反戦の歌だと知った。もっともらしい、どんな理由があろうとも、私は戦争しないですという力強い言葉に対し、穏やかながら終盤に向けて不穏に向かう音の流れが印象的だった。
「あれはこんなに恐ろしく
ついには君もわからない」
そんな話はしていない
私は本気です
戦争しないです
ー折坂悠太「正気」